大規模病院等が自らが運営する複数業者院外SPD
公的病院や大規模病院殿にとっては医療器材の在庫管理や発注管理、院内搬送業務はノンコア業務と言えるでしょう。
しかし病院コストの10%前後を占める医療器材のコストは常に監視され低減に向けて管理される必要があるのも事実です。
コスト管理、価格支配力の維持、院内情報共有を重視する病院殿では院内SPDシステムや院内物品管理システムを採用し、これを自らの要員で運営するケースは多いと思われます。
納入業者も物品ごとに決められるので医療材料費の管理も十分です。
しかしシステム導入費用や維持費用、システムを運営するための人件費その他の潜在コストも含め医療材料費以外の負担が大きくなります。
自ら設備を持つ場合、障害対策や災害対策も不十分なケースも多いのではないでしょうか。
手間の削減を優先する病院殿ではある程度長い期間ごとに全商品を納品する特定の医療機器販売業者を入札等で決定しその業者の院外SPDを採用するケースもあるでしょう。
しかし期間の長さは病院、医療機器販売業者双方にとってリスキーであり医療材料費の削減効果は限定的になりやすいと考えられます。
物品管理業務だけを丸ごと受託業者殿に委託する場合も多いと思われます。
この場合医療器材購入について複数業者間での競争状態を維持しながら医療器材の発注管理業務、在庫管理業務、院内搬送業務から開放されます。
しかし、別途業務委託費が必要になる上、知らず知らずのうちに、物品管理業務がブラックボックス化されやすいものです。
NetSPDならば、これらのどれにも勝る全く新しい方式が実現できます。
それが病院殿自らが運営する複数業者による院外SPDです。
NetSPDは物品ごとに納入業者を選べる院外SPDシステムが実現できるので複数業者間での競争状態を維持しながら、院外SPD方式の特徴である院内の作業負担、在庫負担を極小にできます。
しかも設計の工夫により院外SPDシステムであるにもかかわらず、院内SPDシステム同等以上にデータの照会や情報取得、情報共有が可能です。
NetSPDはこの実現に必要な下記の特徴を備えています
NetSPDはSaaS/クラウド方式であるため、初期投資リスクが極小です。
具体的には使用量比例の料金のみで、中途解約のペナルティもありません。
(注:導入時に教育やデータの登録作業などをご支援する場合の作業費用はご負担いただく必要があります。)
NetSPDでは、以下のように院内への情報提供や情報共有を実現するための機能を備えています。
堅固なサーバ基盤 (高い可用性)でサービスを提供
SPD業務は止まると大きな病院であるほど大きな支障が出るのでサーバの二重化やサイトの二重化は必須と言えますが、クライアントサーバ方式のシステムを採用し各社、各施設でハード、ソフトを導入しての独自の実現はコスト負担面から困難な場合が多いようです。
NetSPDは信頼性の高い商用データセンター内でサーバを多重化し、さらに関東にプライマリサイト、関西にミラーサイトを置いてサイトの二重化も図って、業務継続性を高めています。