十数年間のSPDの現場の知恵から生まれた機能
NetSPDは十数年間の大規模なSPDの現場の知恵を機能として実現しています。
購入価格のベンチマーキング機能 (将来機能)
購入価格が他の病院に比べ、どのような水準にあるか物品ごとに分析したり、大幅に高い物品を抽出することができるので医療器材費の削減に繋げることができます。
自動物品切替機能
新商品への切替、輸入元の変更、代替商品への切替などで商品を切替える場合新旧2つの商品の消費や在庫状況から、出荷を自動調整する機能です。
切替元優先、切替先優先のどちらの場合も利用可能です。
追跡情報取得、物品違いチェック機能
出荷前に物品の包装に印刷されたGS1バーコードをハンディ端末で読み取りロット番号管理、滅菌期限管理を行うことが可能です。併せてJANコードも比較することで物品違いチェックを行うことができます。
人によるチェックでは見逃しがちなサイズ違いのような細かな違いも確実に抑えることができます。
ハンディ端末による病院在庫棚卸機能
大規模な医療器材SPDの病院内各部署の棚卸は時間の掛かる作業になります。
消費を続けながら、ある程度日数を掛けても矛盾のない棚卸が可能な実用的な機能を備えています。
連休前自動積み増し機能
連休前に病院の各部署への出荷が増加するのでSPDセンターの在庫を一定期間だけ自動的に積み増す機能です。病院への連休前に臨時に出荷する数量を自動的に計算する機能もあります。
バーコードリーダを利用した簡単で正確な返品引き上げ機能
返品時に出荷時のカードやシールをバーコードリーダで読み、正確で素早い返品作業ができます。
臨時品もシールを印刷して出荷した場合は当該機能での返品が可能です。
単価遡及機能
納品単価の決定や登録が遅れたり、償還価格の把握や登録に時間がかかる場合に取りあえず旧単価のままで処理をしておいて、後日マスターが整備された時点で切替日に遡って単価を書き換えることが可能です。
運用矛盾警告機能
カスタマイズほど大げさなコストを掛けないで容易に機能追加ができるのが特徴です。
コンピュータの負荷が低い夜間に処理するので検出に複雑な分析や処理が要求される警告にも対応することが可能です。
警告の例:「出荷の入り数がすべて箱以上の単位であるのに、バラ単位の端数の在庫が残っているので同じ端数が残り続ける危険がある」
院外SPDでも消費情報は病院で入力
従来のシール回収型の院外SPDの場合、請求明細の元になる消費の入力は販売会社で行われるのに対し、NetSPDは院外SPDでありながら消費入力はオンラインで病院で入力するので、病院サイドからの消費明細や請求書に対する安心感、信頼感を高めることができます。